②知覧のみどころ
そんなこんなで無事レンタカーを借りて知覧へ向かう一行なのですが、何がありがたかったかって
実は、この連休のみ
びっくりするほどめちゃめちゃ天気がよかったんです。
なのでこの3日間のレポートでも、おそらく何度も「天気が良かったからとても綺麗だった」とお伝えしてしまうと思います。というのも、実は出発前日と帰宅後次の日が、雨だったんですよね。天候に恵まれたのは、かなり運が良かったです。なのでドライブ気分で車を飛ばして、知覧まで行けました。与次郎から1時間もかからなかった感覚です。山の中を抜けると知覧の街（といっても田舎でコンビニもファミレスもありませんが）が見えてきます。一行はまず、近くの蕎麦屋で腹ごなしをし、まずは武家屋敷庭園から見ました。（庭園を見るのに500円必要です。）3月でしたので、ほとんど彩のあるお花は見れませんでしたが、美しく刈られた庭園はとても趣があってよかったです。天気が良かったから余計に庭と空のコントラストが素晴らしいと思いました。
知覧武家屋敷庭園 有限責任事業組合（公式ホームページ） (chiran-bukeyashiki.com)
空がきれいすぎる武家屋敷の道
その後、そのまま庭園から歩いて、有名な「富屋食堂」の外観だけを見ました。
富屋食堂とは＞＞
特攻の母と呼ばれた鳥濱トメさんが、特攻隊員達をお世話したのが「富屋食堂」です。現在はその姿を復元し、資料館「ホタル館 富屋食堂」として運営されています。検閲を通していない特攻隊員達の遺品等を展示しており、特攻隊員達とトメさんの逸話を知ることができます。
今回、時間がなかったためこの中に入るのを断念いたしましたが、ぜひ機会があったらまた入ってみたいです。ホタル館 富屋食堂 | 特攻の母 (tokkou-no-haha.jp)
富屋食堂さんの前にて
当時の趣を感じられます。
お日さんを浴びながらゆったりぶらぶら歩いてて、気が付いたらもう時刻は１５時・・・やば！！今日のメインである「特攻平和会館」は17時終了ですやんか～！！（蕎麦をゆっくりすすりすぎたか・・・💦）なんせ、あと2時間しかね～～！！！ってことで、急ぎ「特攻平和会館」へ向かいました。今回の旅の1番の目的といっても過言ではなかった「知覧の特攻平和会館」についに行くことができました。一度は、足を運んで、その時代に彼らがいたことをちゃんと見たかったからです。で、結果は
やっぱり行ってよかったと思いました。
彼らの言葉や写真をじっくり拝見し、また、当時の様子をしっかり頭と心に焼き付けることができました。知覧で感じたことなどは、ここでは割愛いたしますが、ぜひ一度は足を運んでおきたい場所だと思いました。さて、そんなこんなで時刻はもう17時前・・・いやちょとまって～！！
今日は指宿で砂蒸し風呂やる予定やねんけど～💦💦💦（③へ続く）
③知覧から指宿へ ～指宿温泉の今～
ってことで、急ぎ、指宿へ向かう一行！（70代の両親、いろいろと急かしてしまってごめん）でも、
砂蒸し風呂は外せないのだYO
急ぎ、指宿へ向かったのですが、いやこれが
結構 時間かかるやん！！
知覧から指宿って、地図で見たら、そんな遠いと思ってなかったのですが、以外と時間がかかりましてしかもですね・・・レンタカーを指宿駅に乗り捨てまではうまくいったのですが、その後、宿からのシャトルバスに乗れると思いこんでいて宿に電話したところ、
「うちはシャトルバスはありませんのでタクシーをご利用ください」
ま・・・まじか・・・
今時、シャトルバスのない温泉宿あるんか・・・。いやいや、落ち込んでもいられね～！またまたタクシーに乗り込み（1000円ほど払いましたとさ。）なんとか18時頃に宿へ到着。そこそこ疲れた身体をタクシーのシートにもたれかかり、タクシーから今回のお宿の外観を見て、あれ・・・。
想像以上に古いな・・・
という印象をぬぐえませんでした。
（ちなみに今回、宿泊した宿は「指宿シーサイドホテル」ってところでした。）
指宿砂むし温泉 指宿シーサイドホテル【公式】JR指宿駅から車で5分 (ibusuki-seaside.co.jp)
ここを選んだ理由は、
①安さ
②砂蒸し体験を宿でできる
③砂蒸し体験が20時30と夜までやっている
④レビューが悪くなかった
が決め手でした。あと、公式サイトだとめちゃめちゃ綺麗に見えるんですけど、すべてにおいて、かなり年季を感じる古さでした。（写真補正ってマジですごい。）特に内装は、バブルを感じるもので、当時はにぎわっていたんだろうな～となつかしささえ感じさせました。（私としては、なんかそれがかえって、おもしろおかしくて心地よかったです。）部屋の中も、テーブルや扉やガラス戸まですべてにおいて、とにかく古さを感じましたが、それが気にならないほど良かったことがありました。
それは、宿の方の対応が良く、また何よりご飯が美味しかったことです。また古いのですが、綺麗に手入れされていて、ちゃんと掃除しているなあと感じさせられました。シャトルバスはなかったですけど、気持ちよく利用できたので、とても満足しています。（宿の方みなさん本当にありがとうございました。）
なんかレトロでおしゃれなスリッパ♡
さて、ここの宿に関わらず、「指宿温泉」全体についての印象なのですが、全体的にちょっと廃れている雰囲気を感じてしまいました。というのも、指宿の駅前の商店街が完全にシャッター通りになってしまっていたのです。タクシーの運転手さんも、「もう30年ほどずっとこんな感じです」とおっしゃっておりました。利用者がかなり減ってしまっているようです。これには、驚きましたし、勿体ないなあとも思いました。せっかく「砂蒸し風呂」という、他にはない付加価値があるのに、もっと活かして、もっとこの場所に訪れる人が増えたらいいのにと思いました。第二弾で紹介する、鹿児島中央駅から指宿まで出ている「特急たまてばこ」という列車が、これまたすごくいいので、これを利用して指宿温泉まで行くという旅をぜひおススメしたいです。街の人たちも優しくて穏やかで物腰も柔らかく丁寧で、きっと心安らげると思います。（待望の蒸し風呂体験、その効果は次頁）
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