鹿児島~宮崎ツアー最終日は宮崎県南部の日南フェニックスロードをレンタカーでドライブいたしました。
結論
めちゃめちゃよかった・・・
何が良かったかって、
お天気がめちゃめちゃよかった・・・
なので、青い海と水色の空、白い雲の中を気持ちよく快走できたんです♪
本日のトピック
- 日南フェニックスロードとは
- 青島神社で鬼の洗濯板を見る
- 道の駅フェニックスで親父が感動する
- 鵜戸神宮で洞窟内の宮を歩く
- サンメッセ日南でモアイ像を見る
①フェニックスロードとは
ここ日南フェニックスロードですが、宮崎市街南部から日南市を経由して都井岬まで続いております。
黄色ラインがフェニックスロードです♪
道路は、主に海沿いを走りますが、等間隔にヤシの木が生えていたりと、南国気分を味わいながらドライブができるのです。当初はまだ3月初旬ですから、寒くて、景色もまあそれほど・・・とあまり期待せず、途中で寄る道の駅のお土産なんかに期待していたのですが、実際は日中の気温も14~15℃ぐらいまで上がって、さいっこ~のドライブ日和でした。レンタカーで車を借りたら、まず、一行は、「鬼の洗濯板」と称される奇岩でで有名な「青島神社」へ向かいました。
②青島神社で鬼の洗濯板を見る
青島神社が有名なんだそうです。宮崎県については事前予習なしで行ったので、フェニックスロードの
観光についてはな~んも調べないで行ったんですね。宮崎市内から青島神社までの道は、ヤシの木が生えていて本当にここは宮崎県なの?って錯覚を起こしちゃうような、南国ムードたっぷりでした。おそらく10分~15分ぐらいで目的の青島神社に到着しました。しつこいですがほんとに天気がよくて、海もとても綺麗でした。青島っていうぐらいなので、地続きの小さな小島にその神社はありました。
小島の全てが神社の境内って感じですね!
観光客も多く、こちらも神社までの参道は南国ムード漂う海の家みたいな、おしゃれなショップも並んでいました。(マンゴも売ってたな~、高いから食ってないけど。)神社の前の海岸沿いからは「鬼の洗濯板」が一望できます。なるほど~そういうことね。大きな岩が等間隔に洗濯板のように、水面に斜めに並んでいるんです。
鬼の洗濯板が広がる青島神社前の海岸
これが有名な・・・ふむふむ。(でも結局この洗濯板、この後のフェニックスロード中に何度も見ることができます。)ちなみにこちらでは、「天の平瓮投げ」ってのがあるんです。古代からの祭祀址とされるこの場所にぴったりの神事だそうです。
(平瓮(ひらか)とは>>
古くから吉凶を占う神事に用いられた薄い土器のお皿のこと
まずは天の平瓮(または天の真貝)を一枚手に持って、磐境所の前で二礼します。天の平瓮に小声で願いを込め、磐境に向かって投げます。平瓮が磐境に入れば心願成就、割れれば開運厄除になるそうな。わたくし、こういうの大好きでちょいとやってみましたが
瞬殺で割れました~ 涙
※ちなみに、天の平瓮1枚200円、天の真貝1枚300円です。
その他、この神社、「海幸彦・山幸彦」のお話の山幸彦にまつわる場所でもあるそうです。
なんだか、いろいろと由緒ある神社だったんですね♪
青島神社 (aoshima-jinja.jp)
ジャングルのような青島神社境内
③道の駅フェニックスで親父が感動する
次に訪れましたのは、見た目おそらくかなり古い時期からありそ~な、年式を感じる展望デッキが目印の「道の駅フェニックス」へ寄りました。ここいらは、「堀切峠」という、日南海岸国定公園の一帯に位置しており、いろんなところから、海の景色を望むことができます。ここに着くちょと前からわたくしのオヤジが、
「なんかこの辺子供の頃に来たはずや」
「この辺の景色を覚えてるんや」
と、言い出したのです。青島神社で「鬼の洗濯板」を見たときも、
「洗濯板は見たけど、こういう景色じゃなかった。もっと上の方から鬼の洗濯板を見たんや」
とひつこく言い出したのです。。古すぎる記憶だからと、あまり話に乗らずに放っていたのですが、ここ道の駅に着いたとたんに、
「・・・なんか、ここに来たことがある!!」
と、言い出しました。この建物の古さ具合からすれば、おそらく父は60年前にここに来たのかもしれない・・・と思い始めたのです。そこで、わたしの夫が、展望デッキの看板に記載された建立日を見たところ、
はっきりと「1965年」という文字が・・・
「やっぱりそうや!!俺の記憶は正しかった・・・」
「あの上にも上ったし、ここから階段を下りて、探検みたいなこともしたんや!!」
「ここから、鬼の洗濯板を見たんや~~!!」
と大興奮で語り倒したのです。あんなオヤジの興奮した姿は後にも先にも初めてだったと思います。こんな姿を見るならほんまにきてよかったなと思いました。(ちなみにおかんは、そんなオヤジを前にしても、テンション変わることなく、道の駅のお土産を買いあさっていました。)
昔ながらの展望デッキがある道の駅フェニックス
④鵜戸神宮で洞窟内の宮を歩く
さて、気が付いたらもう12時を過ぎており、そろそろお昼を軽く食べたいなというところで、道すがら、茶店のようないい感じの食堂を見つけたのでそこに入りました。
南風茶屋
南風茶屋 – 内海/うどん | 食べログ (tabelog.com)
そこまで食欲もなかったので、わたしは軽めにおうどんをいただきました。もともとはおうどん専門店みたいですが、宮崎名物のチキン南蛮など定食もいろいろありました。そうそう、九州のうどんってもっと濃いと思ってたけど、
ここのはめちゃくちゃあっさり、食べやすくておいしかったです。
と、関西人の我々は大満足しまして、当然そのお店から海の景色を眺めながら、ゆったり過ごすことができました。そこから、またまた海岸沿いをず~っと下っていくと(とはいえ、時間は20分もかからなかったと思います。)目的の鵜戸神宮に到着いたしました。ここも観光名所のようで、観光バスがたくさん停まっていました。
さて、ここにきて70を超えた両親はそろそろ歩くがつらそうでした。
が・・・ここがまた、まあまあ階段やら坂やらを上り下りしなければならず、先ほどまで道の駅で吠えていたオヤジが、
だんだんバテ始めました・・・笑。
いやでも、ここに来たならば、
本殿に行かねばならないのですよ。
ってことで、ここ鵜戸神宮ですが、その本殿が変わったところに建てられていることが有名なようです。なんとか、坂をのぼったり下りたりして、海辺の岸壁のあたりまで来たときには
ちょっと感動・・・
鵜戸神宮本殿は、鵜戸崎の日向灘に面した岩屋内に建てられているのでした。
よくまあこんなところに建てられたな~というような場所・・・さて、ここにもちょっと運試しがありましたよ。
「亀石と運玉」
殿前の広場から海岸を見下ろすと十二メートル先に、頭から尻尾まで約八メートルの亀石があり、その背中には六十センチ角の枡形のくぼみがあります。以前はそれに向かってお賽銭をなげ、祈願したそうですが現在は、粘土を丸くこね「運」の文字を押して軽く焼いた「運玉」をこの窪みに男性は左手、女性は右手で「運玉」を投げ入れ、見事入ると願いが叶うといわれている。
わたくし、早速やってみました・・・
はい見事に、 はずれ・・・
結構入っているお客さんがたくさんいてめっちゃうらやましかった・・・涙
みんなめっちゃコントロールええな~・・・
鵜戸神宮(公式) – 宮崎県日南海岸にある、運玉投げやシャンシャン馬で有名な神社 (udojingu.or.jp)
⑤サンメッセ日南でモアイ像を見る
さて、ドライブも最終コースを迎えました。
これでほんとのほんとに最後の観光ポイントとなります。最後はかねてから、夫が見てみたいと言っていた、「日本のモアイ像」です。ここ、「サンメッセ日南」の7体のモアイ象は単なる模造ではなく、本家モアイのアフ・アキビ7体を完全復刻させたものだそうです。ってことでなのか
入場料1,000円也
うん、まあ、そりゃそうか。最初はモアイ見るだけで1,000円か~~~、って思ってたのですが、でもよ、
イースター島なんかに行こうと思ったら一体お金も時間もいくらかかるのやら・・・?
って、そう思うと1,000円なんぞ、安いもんか。それに、中はかなり広々大きな公園にようになっていました。山の急斜面に建てられたパークなので、これまた上るのがきついのなんのって💦。両親はモアイだけ見て下でまったりくつろいでいましたが、最後の力を振り絞って上の方にあった展示室までがんばりました。
サンメッセ日南 (sun-messe.co.jp)
パーク内の上から見渡せる海♪
このモアイ像ですが、ここでしか見れないかと思ったら
実は日本では7カ所で見ることができるようですね。
これで、鹿児島ツアーレポートは終わりです。3日間とても充実した(しすぎた?)プランでした。70過ぎの両親にはちょいときつかったようですが、なんとか最後まで元気についてきて楽しんでくれました。天気にも恵まれ、1ツアーで、2つの県をまたいで、それぞれの観光地を回ることができたので、2倍楽しむこともでき、一行大満足の旅となりました。